2019.08.09
当院では、職員を対象に、感染防止対策勉強会を定期的に開催しています。
今回のテーマは「感染対策と手洗い」です。
「感染防止は手洗いから始まる」と言われるほど、手洗いは感染防止対策上、最も基本的かつ重要な対策です。
手指には目に見えない多くの細菌が付着しており、患者さんに伝播すると院内感染発生の原因の一つとなります。
そのため、当院の院内感染防止対策委員会では、手洗いに関する勉強会を開催しています。
そして、正しい手洗い手技を日頃から繰り返し練習して、職員の習慣とすることを心がけています。
今回の勉強会では、他院における院内感染事例を交えつつ、手洗いの手順を確認した上で、職員一同が蛍光ローションを使用して、洗い残しの有無・効果的な手洗いの方法を確認しました。
医療従事者が適切なタイミングで正しい手指衛生を行うことで、医療関連の感染を防ぎ、患者さんの安全を確保します。
また、当院では感染対策チーム(ICT)を組織し、院内で起こる様々な感染症から患者さんやご家族、そして職員の安全を守るために活動しています。
感染対策チームは、医師・看護師・薬剤師・臨床検査技師など様々な職種のメンバーで構成されています。
この感染対策チームが、毎週、院内各所をラウンドし、医療現場における感染対策状況のチェックをしています。
全ては、患者さんのために。
職員一同、これからも取り組んでまいります。