2018.08.08
当院では、職員を対象に、感染防止対策勉強会を定期的に開催しています。
今回のテーマは「個人用防護服着脱訓練」です。
毎日数多くの患者さんが当院を受診されていますが、今年話題となった麻しん(はしか)のように、感染症予防法に定める感染症に罹患した患者さんが、当院を直接受診される可能性もゼロではありません。
そのような患者さんの受診に際しては二次感染を防ぐ必要があり、そのためには個人用防護服の正しい着脱が肝心です。
そこで、今回は、適切な感染予防対策の一環として、個人用防護服の着脱訓練を実施しました。
個人防護服は、ガウン、ズボン、シューズカバー、ゴーグル、フェイスシールド、N95マスク、手袋、インナー手袋からなります。
医師や看護師をはじめとした医療従事者が2人1組になり、適切に着脱できているかを確認しながら訓練を実施しました。
実際に着脱してみたところ、着脱経験の有無で、着脱の正確性や時間に明らかな相違があり、有意義な勉強会となりました。
全ては、患者さんのために。
職員一同、これからも取り組んでまいります。