2015.07.08
梅雨空が続き、7月7日の七夕なのに今年もあの夫婦は逢えなかったのかなと少々心配になりつつ、
当院では感染対策委員会による勉強会を開催致しました。
今回のテーマは「夏の感染症対策 ~デング熱、マダニ、感染性胃腸炎など~」です。
去年国内で約70年ぶりに感染が確認されたデング熱は、今年も蚊が繁殖する季節になり、
医療の最前線にいる職員達にも興味深いテーマでした。
当院は今年度より、施設基準「感染対策加算2」を届出し、
感染対策により一層積極的に取り組んでいます。
院内を週1回ICTチーム(感染症対策チーム)がラウンドし、
手指消毒剤が適切に使用されているか?病室やスタッフステーションの環境は適切か?
医療廃棄物が正しく分別されているか?などの院内チェックを行っています。
また、抗菌薬の使用状況の数値化や院内感染症の把握とフィードバックなどの感染症に関わることを
感染対策委員会で検討、職員への周知を行い、入院中の患者様が感染症にかかることなく、
安心して疾病の治療に専念できるように日々活動をしています。
7月1日には東部地域病院にて感染対策委員会の合同カンファレンスに出席してきました。
近隣の「感染対策加算」を届出している病院が集まり、
病院ごとの取り組みや疑問点の検討を行うカンファレンスです。
なかなか他の病院の活動を知る機会はないので、当院の感染対策のボトムアップにつながる
非常に有意義な会議でした。
専門職の職員が、日常の業務に追われながらも感染対策の為に知識を磨き、
一生懸命取り組んでいます!
全ては患者様の為に。
これからも堀切中央病院感染対策委員会は積極的に取り組んでまいります。