当院では、腹水濾過濃縮再静注法による治療もおこなっております。
腹水濾過濃縮再静注法とは、がんなどによって貯まった腹水(または胸水)を濾過して、アルブミンなどの有用なタンパク成分を凝縮したものを再度体内に返還する治療法です。
基本的に、自分の体内にあったものを体内に再び戻すものの為、未知の病原体に感染するリスクがありません。患者様によっては発熱や嘔吐、頭痛などの症状が現れる方もおります。
塩分制限や利尿薬などによる治療でも改善しない難治性腹水症(胸水症含む)の患者さまの場合は、保険の適用となります。
医師の判断に基づき、適切な検査・治療法を決定致します。
ご希望の場合は、担当医までご相談下さい。